1月11日午前6時45分より、今年最初の心磨きとして、飯塚市役所前の街頭掃除を行いました。

冬至後の一年で最も夜明けが遅く、冷え込みも厳しい時期です。前日は福岡も大型寒気の影響で山間部は15センチ、平地でも5センチの積雪となり、交通も大混乱となりましたが、昼間の好天で道路に積もった雪は夕方までにはほとんど解けたお蔭で、204回目の定例会が無事開催できました。

今日の日の出は7:24分。薄暗い中に照明を照らして、空気の冷たさに耐えながらごみを集めて、歩道や芝生内の落ち葉や土砂を丁寧に集めてゆきます。
午前中に身内の法事があるのに朝一番で駆け付けられた村瀬先生が、伸び切った植生の剪定をやってくださり、8時前には集めた落ち葉を車に積んで急ぎ帰られる姿に頭が下がります。
最後はポリ容器で持ってきたお湯で道具を洗ってから最後に手を洗うと、その温かさに手先が生き返り大喜びします。

相談役が、際（キワ）を美しく仕上げることと、そのやり方を点から線へと徐々に広げていくことを言われてありますが、約1時間の街頭掃除後は、寒気の中に然として整った目の前の景色が心を引き締めてくれると同時に、充実感が湧いてきます。

本日の茶話会は、家に生っているパールカンとお菓子とホットコーヒーをいただきながらの雑談です。
心よい善友同志の他愛もない会話ですが、一緒に心磨きに取り組んだ喜びを共有できる至福の時です。ありがとうございます。

筑豊掃除に学ぶ会     広瀬 透