- 日程 令和2年11月29日(日)9時~15時30分
- TV会議(ZOOM)
- 8画面 計47名
(参加) 筑後八女、筑豊、佐世保、大分、熊本、宮崎、鹿児島、薩摩隼人心洗組、さつま川内、徳之島、福岡便教会+個人 - プログラム 主なもの
(午前) ・ビデオ講演「掃除道に生きる」 ・日本を美しくする会のこれから ・ホームページ活用など (午後) ・各会の活動報告 ・「乾式トイレ掃除」ビデオ研修 *各テーマの後に質疑応答あり |
新任ブロック長の危機感
地方の疲弊は経済だけではない。昨年2月に新任された廣瀬透氏は、ブロック内の22単会と連絡を取り始め、休会中や連絡の取れない会が多いのに驚いた。
電話口から、各会の代表世話人の往時の掃除に対する情熱が大きく薄れているのを感じた。掃除の効果を肌で知る廣瀬は、「掃除が日本を救う」と信じる情熱家だ。本部に対し地方の危機感を何度も強く訴え、当初腰の重かった本部も動かされていった。
佐世保の中学校のトイレ掃除(次記事)には、山口含むブロック内に声をかけ全力で応援した。
そしてコロナ禍での研修会の実施を模索し、ZOOMで行うことを決めた。各単会に、メール、手紙、電話で何度も参加要請し、接続リハーサルも行った。
ZOOM研修会 当日
昼食除く5時間20分、席を離れる人はほとんどおらず、質疑では、各人が掃除活動に思うことや悩みを真剣に話し合った。
感想に、「とても良い研修になった」「掃除の会のすばらしさを再認識した」などとあり、田中顧問、白鳥副会長からは「内容が深く、会員同志の心の交流が出来てとても良かった」とあった。入念な準備により大したトラブルもなく、大きな手ごたえを感じたZOOM研修会であった。 この運営ノウハウは、翌年の「総会」にそのまま活かされた。今後の広域大会の参考にしていきたいと思う。
(取材・縄田良作)