ちいき通信

■東北 夢拾い宮城支部

 夫婦でごみ拾いを始めたのは、長年介護してきた父が亡くなった9年前、12月23日天皇誕生日でした。地域へ恩返しをしたいと近くの国道と県道を歩いて拾い、草取りや土を片付けました。東広島夢拾い5周年に初参加して、上野和浩代表の思いに共感し、鍵山秀三郎様ともお会いし、以後宮城支部として活動しています。5年前から農道や市道、インターチェンジ付近のごみを、トラックで拾い集めています。毎週日曜日午前6時から片道5~10キロ走り野菜コンテナ3~4個分集まります。5月末で385回、これからも地域に貢献します。

(日下修)

■関東 山梨掃除に学ぶ会

 「ここのトイレは汚いから使いたくない」というある親子の会話がきっかけで始めました。一昨年の遊亀公園附属動物園開園百周年を機に、来場者を気持ちよくお迎えするためです。その年3月の初回は、トイレにも歴史を感じる汚れと強烈な臭いにビックリ、子どもが使いたくないわけです。この3月で6回目。皆「やりがいがある」と言いながら、笑顔で磨き上げています。

(古旗達也)

■中部 小布施掃除に学ぶ会

 2005年から毎月1回、学校や公共施設のトイレをお借りし、月例会を続けておりましたが、現在コロナ禍により1年近く再開の機会を伺っているところです。当会は、長野便教会と互いに協力しながら発展を目指していますが、セイコーエプソン労働組合と育んでいる協働関係は心強い存在です。

(牛山大輔)

■中部 スギ製菓株式会社

 「碧南を美しくする会」は、人間的魅力を高め、地域に必要とされる人づくりを目指して、2012年に始まりました。雨の日も雪の日も、地域の運動場のトイレ掃除とごみ拾いをしています。コロナ禍で一時中断。対策を講じて再開し、これからは止めずにやっていきます。元旦のお掃除の後、お汁粉をいただきながら、仲間と見る初日の出に、毎年感動しています。

(稲井雅之)

■中部 「犬山をきれいにする会」

 「大好きな犬山のために何かしたい」 毎月1回、国宝「犬山城」を見上げながら犬山城町に「きれいを広げる」活動を2017年3月にスタート。幅広い世代の方が参加し、参加者それぞれの地域でも清掃活動を立ち上げています。現在、コロナ禍で動けませんが、必ず再開します。ところで、昨年12月27日、第20回便教会総会が犬山高校で行われました。そこに愛知工業高校定時制の教え子が参加、3年ぶりに社会人の彼らと一緒に掃除をし、掃除の手つき、心は衰えておらず幸せを感じました。

(安井佑騎)

■関西 和歌山掃除に学ぶ会

 コロナ禍の中も毎月1回和歌山市、及び近隣の小中学校をお借りしてトイレ掃除をしています。土日か祝日に開催し、自営業、公務員、主婦、会社員など老若男女が10名から15名程集まります。これまでに例会で出会った2組のカップルが結婚され、その後家族で参加されるなど、とてもアットホームな雰囲気の活動となっています。

(奥村政喜)

■関西 京橋ごみ拾い

 2011年12月、大阪京橋駅周辺の「京橋ごみ拾い」を始めました。「とにかく自分から行動を起こしてみよう」と思い、スタートしました。月に1回、今は集まった2、3人で、19時から約1時間、ごみを拾います。まず行動を起こすこと。自分から働きかけること。そこから学ぶこと。これからもごみを拾いながら、考えて、学んで、そして自分の住む街をもっともっと好きになっていきたいと思います。

(松浦弘幸)

■中国 夢拾い三原 10周年

 5月8日、ゴミを夢と呼ぶ「夢拾い三原」は10周年を迎え、緊急事態宣言の中32名で三原駅周辺の「夢」を拾いました。大会準備では、皆さまに助けて頂き、「ご縁」によって生かされていることを強く感じました。10年間継続してきたことは、私ひとりの力ではありません。「夢拾い三原」の皆さま、陰で応援いただいている皆さま、目に見えない世界でいつもエールを送り続けてくださっている皆さま、ありがとうございます。

(夢拾い尾三地区長 岡本淳治)

■中国 宇部掃除に学ぶ会

 4月は市内の銀天プラザの公衆トイレ掃除でした。参加8名、そのうち初参加3名(地元の企業の新人さん2名と清掃会社の社長)でした。難しい環境の中、心のよりどころは「朴の森・鍵山記念館」(山口市)と近隣のお掃除仲間です。一日も早く大手を振って一緒にお掃除ができることを楽しみにしています。    

(宮川洋司)

■四国 四国中央掃除に学ぶ会

 5月9日、同市三島公園に於いて51回目の定例会を開催しました。この会は、コロナ禍のため学校での活動が出来ない中、代表の毛利夫妻を中心に公園のトイレ掃除や街頭清掃、草引き等を毎月行っています。当日は8時30分からの2時間、市内外からの9名で公園のトイレ掃除を行い、充実した時間を過ごす事が出来ました。次回は6月13日、街頭清掃を行う予定です。

(毛利久美子)

■九州 徳之島掃除に学ぶ会

 鹿児島県の離島・徳之島(徳之島町、天城町、伊仙町)の観光施設の公衆トイレ清掃は、2012年5月に始め、今年10年目です。写真は第67回の天城町・西郷公園公衆トイレの清掃(2021年3月21日)です。おおよそ月1回向き合って来た学び場の「勉器」たちは、始めた当時に比べると、とても綺麗になってきました。世界自然遺産の登録を目指す島として、島外のお客様をお迎えする環境づくりが進んでいることを嬉しく思います。

(安田 司)