SDGsコーナー

絵 青田菜生

草は地球に戻そう

 農家などでは、草は家畜のえさや堆肥化により自然循環され、役立っています。近年都会では、行政が回収、焼却処分することも多いようです。
 この場合、収集コストやエネルギー、そして焼却場の負担が増えます。「草は地球に」が好ましいですね。

抜いた草は、根元をきちっとそろえて置く

 「一握りずつ根元をそろえ、人の見える方向に向けて置く。これを見て、いたく感動された通行人がおられたと聞きました。取ったはしから雑に放っておくと、汚らしいゴミのように見えるんです。
 草とりのようなことにも、人を感動させるほどの力があります。同じことをやっても、心構え一つで結果は大きく変わるんです」
(鍵山秀三郎)