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『ゴミ清掃員の日常』
講談社
漫画を読むのが好きな私が、48歳で漫画を描くことになるとは思いもしませんでした。夫にゴミ袋を持ってもらってモデルをお願いしたり、清掃車のミニカーを眺めては描く、スマホで調べては描く、そんな毎日でした。とにかく読者に伝わるようにと心がけてきて、それが本になって皆さまの目に届くなんて、こんなにありがたく幸せなことはありません。
お笑い芸人と結婚するというギャンブルな人生を選んで、「今月食費ないよ、どうしよう!」なときもありましたが、こうして漫画を描く機会ができたのも夫のお陰です。ありがとうございます。(滝沢友紀)
本書出版の5月30日(2019年)は僕ら夫婦の結婚記念日、生涯忘れない日となりました。奥さん、漫画を描いてくれてありがとう。
10歳の息子と4歳の娘は、日々キャッキャッ言いながら成長しています。彼らがここまで大きくなれたのは、ゴミ清掃という仕事があったからです。僕は、ゴミ清掃員になって本当に良かった。(滝沢秀一)