ちいき通信

台湾 台湾美化協会

4月22、23日、3年ぶりで第21回年次大会を台中の東海大学で開催。日本から25名が参加し、初日の懇親会では200名が集い、久しぶりの再会を喜び合いました。翌日のトイレ掃除実習は、東海大学の学生・職員が中心となって600名の規模でした。東海大学はキリスト教系の私学として1955年に開校、知識と道徳性の統一を目指した「労作教育」が導入され、1年生は清掃が必修科目となっているそうです。終了後に学生による校内ツアーを楽しみました。台湾美化協会は、団体会員25社、個人会員250名と、近年増加傾向だそうです。 (大木ひろみ)

東北 校長就任祝いトイレ掃除

小畑貞雄さんは、学校・公共トイレを三千回掃除してきました。お世話になった市岡良庸さんが4月、多賀城小学校校長に就任され、お祝いトイレ掃除を同校で7月2日に開催。校長先生、教頭先生、先生を含む18名が参加されました。小畑さんが運転手を務める深谷晃祐市長に挨拶をお願いしたところ、小学校6年生の息子さんと一緒に参加されました。床に膝をつけ、丁寧に掃除しました。  以下感想です。市岡校長「『地位が上がるほどに謙虚』の恩師の言葉を思い出しました」  深谷市長「親子でトイレ掃除できて、こんな嬉しいことはありません。来年は多賀城創建千三百年、頑張ります」(村上幸宏)

関東 ナルコノンを美しくする会

 ナルコノン・インターナショナルは世界中に拠点を持つ薬物治療リハビリテーションの団体です。2021年4月、千葉県市原市にナルコノンジャパンがオープンしました。長く空き家だった物件を改装した施設だったため、2022年5月より千葉・東京の掃除に学ぶ会の有志が4回お手伝いし、ツタの除去、木の剪定、窓ふき、門扉の塗装などを行ないました。代表のお言葉です。「おかげさまで別の施設のように変わりました。我々は短期間で成功率の高いリハビリを提供していますが、自分自身に規律を入れる考え方から、清掃を大切にしています。皆さんの手際の良さと温かい笑顔に感動しました」。 (鈴木砂予子)

関東 食品ロス講演会

 6月11日、NPO法人メイク松戸ビューティフル主催、食品ロス削減アドバイザー福田かずみさんの講演会を開催。以下、内容です。  「日本の食品ロスは523万トン(2022年)で、世界の食糧援助440万トン(2021年)を超えている。そして半分以上が野菜。冷蔵庫の中を思い浮かべて、買い物をすること。冷蔵庫の収納を工夫し、整理整頓すれば無駄な買い物、食品ロスが防げます。棚ごとに期限を決めたり、開封日の記入、整理後の写真を撮る、また野菜の保存方法などを工夫することです」 (縄田良作)

中国 夢拾い13歳

 2010年誕生の「夢拾い」は7月1日13歳を迎えました。山口、兵庫、大阪からも駆けつけていただき、子ども3名を含む32名が、4時45分にJR西条駅に集合、5班に分かれて夢を拾いました。  お祝いモーニングで木南一志さんから話がありました。「大人の本気を試されるような雨中の夢拾いでした。大人の姿を子どもが見て何かを感じることでしょう」。  13年で参加延べ人数9670人、全国の支部は65カ所に育ちました。鍵山相談役からも夢拾い相談役として激励をいただいています。これからも地域への恩返しと恩送りの感謝の種蒔きを続けます。 (上野和浩)

四国 ゴミゼロin小松海岸

 5月27日、徳島市川内町の小松海岸で、第10回ゴミゼロ運動を開催しました。この活動は、株式会社ふじや、徳島掃除に学ぶ会、阿南掃除に学ぶ会の合同で行なっています。一般、企業、学校、町内ボランティアの方々、計946名が集い、4班編成、200m間隔で約1時間、流木、貝殻、ゴミを拾いました。参加者からは、「530運動のチラシを見て、子どもと参加しました」、「地元に恩返しができた」などの感想がありました。終了後、海を見ながら太陽の下で戴いたカレーは実に美味しく、コロナ禍で4年ぶりの開催に感無量でした。事務局・スタッフ・参加の皆様に感謝、「一人の千歩より、千人の一歩」を実感します。(鍛谷幸一)

沖縄 沖縄年次大会

 3月18日、名護市21世紀の森公園で4年ぶりに開催、やんばる掃除に学ぶ会が担当しました。80名が参加し、雨予想の曇り空でしたが、トイレ掃除が終わるころには太陽が顔を出し、海をバックに晴天の下で閉会式と交流会を行ないました。利会長の参加、そして会員でもある現沖縄県副知事照屋義実さんも参加されて、大いに盛り上がりました。若者の姿も目立ち、会の若返りも感じられる素晴らしい大会となりました。来年はさらに規模を拡大したいです。(佐和田健二)

沖縄 きらきらビーチ清掃

 5月30日、毎年恒例のゴミゼロ運動は、最近人気の上がっている西原町きらきらビーチで開催しました。例年は各世話人企業それぞれで行っていましたが、今回は沖縄南部掃除に学ぶ会として合同で行いました。台風接近の忙しい中、総勢38名が集結し、ビーチと周辺にあるゴミを片っ端から拾っていきました。漂着ゴミが多く、軽トラの荷台が一杯になりました。台風の影響で曇り空で、絶好の涼しさで気持ちよく行えました。(佐和田健二)