ちいき通信

関東 青山高校掃除活動

菅刈チームは、2020年5月から青山高校をお掃除させていただいています。校長先生も校内美化の情熱を持たれ、12月25日「クリスマスクリーンデイ」として、初めて生徒さんと活動できました。生徒会の呼びかけで、サッカー部、野球部、ラグビー部が参加。生徒32名、職員6名など計50名。場所は、以前から気になっていた全校生の下駄箱のある昇降口。さすが運動部、分担と動きは見事で、見る見るうちにきれいに。校長先生の〝X〟への投稿「クリスマスクリーンデイ、大成功」、そして下駄箱に当日の写真が貼られていました。 (大木ひろみ)

関東 石和健康ランド

 クア・アンド・ホテルは、山梨、長野、静岡県の3か所の健康ランドと、甲府市でビジネスホテルを経営し、従業員400名で、年間100万人以上のお客様をお迎えしています。各健康ランドでは、毎月最寄り駅の早朝清掃とトイレ清掃を行ない、一年に一度全館休館とし「健康ランド掃除に学ぶ会」を開催しています。11月13日「石和健康ランド掃除に学ぶ会」は、山梨掃除に学ぶ会のご協力のもと67名でお掃除しました。5年ぶりの開催は、感動と気づきに溢れました。   (清水徹)

関東 関東ブロック年次大会

12月16・17日、4年ぶりの開催。初日はリーダー研修、講演会、交流会。下正晴副会長による研修会では、ちょっとした言葉が受け手の気づきにつながることを学びました。講演は、演題『本来の日本人の心』で渋川八幡宮宮司・小野善一郎様より、大祓詞(おおはらいのことば)を拝聴しました。2日目は、50周年を迎えた川崎市立菅生中学校でトイレ掃除。約150名(学校70名)が参加、前日の研修成果が顕れたようです。昼食は「神奈川掃除に学ぶ会」自慢のカレー、調理班が200人分腕を振るってつくってくださいました。 (前濱勝二)

北陸 モナの森掃除に学ぶ会

石川県小松市「モナの森」は、みんなと出会え、ほっとしたり、学び合ったりする場所です。本があり、木工や陶芸や革細工や洋裁の道具があって、みんなでお味噌やおせち料理や梅干しを作ったりします。2022年、映画「しあわせの森」を初上映しました。生命学者村上和雄先生が、「サムシング・グレート」を世界中の人に伝えてねと言ってくださってつくった映画です。先生は、自分のことばかり考える利己よりも、他の人のことを思う利他の心のほうが、エネルギーが出るし、しあわせになれるとおっしゃいます。この映画に、モナの森でお掃除してくださるみなさんの姿があります。多くの方が、あなたがうれしいと私もうれしい、あなたが悲しいと私も悲しい…そういうふうに生きていけたら、みんなで幸せになれるなあと思っています。      (山元加津子)

中部 中南信掃除に学ぶ会

 11月19日発足、全国で一番新しい掃除に学ぶ会です。長野県北部の小布施掃除に学ぶ会の代表世話人木下豊さんから「南部の拠点も」と提案され、立ち上げを決意しました。松本市を中心に活動を始めています。第1回は12名参加。約20年間松明をともし続けてくれた小布施掃除に学ぶ会と長野便教会の背中を追いかけます。  (宮之本伸)

関西 関西ブロック大会

 10月7・8日、テーマ「開かれたコンミューンで繋がる掃除道」のもと開催。運営母体の尼崎不尽掃除に学ぶ会は、森信三先生の「実践人の家」の役員中心に、地域清掃に取り組んでいます。初日の講演は北村遥明先生と中田宏先生で、ともに情熱的なお話は大好評でした。交流会は神戸の老舗北京料理店で。2日目のお掃除実習は神港学園高校と諏訪山公園に分かれて汗を流し、閉会式で無事次年度担当の京都・滋賀にバトンを渡し、充実のブロック大会が終了しました。(丸山孝明)

関西 泉州掃除に学ぶ会

寺田一清先生のご縁でできた当会は、月例会を休むことなく続け、10月29日、25周年・第300回を迎えました。この間、鍵山相談役には何度もお越しいただき、深く感謝しております。今回は記念大会。伊勢修養団中山緑先生に、テーマ「すべては今のためにあったこと」で、ご主人中山靖雄氏の伝えたかったことをお話しいただきました。掃除は泉佐野市立中央小学校をお借りして行ない、エンディングには泉州掃除に学ぶ会独特の「今日の日はさようなら」を、みなで手をつなぎ輪になって歌いました。遠方からの利会長ら、60名の参加を有り難く思っています。 (北川伝吉)

中国 松江出雲掃除に学ぶ会

コロナ禍の3年間は、子どもの参加のない学校トイレ掃除を続けました。元代表世話人平野武志さんのお世話で、12月10日、開校150年の松江市で最も歴史ある雑賀小学校で例会を開催。高校生4名、小学生3名、先生1名、計32名が集まりました。終了後、「松江先人記念館」を見学し、雑賀町の先人若槻禮二郎(第25・28代首相)、岸清一(大日本体育協会会長)の生き方を学びました。地元への愛と想いが一杯詰まった感動の会でした。    (直井一晃)

中国 広島掃除に学ぶ会

 11月23日、広島市立三和中学で「トイレ掃除に学ぶ会」が開かれ、生徒・PTA・掃除の会の計200名超が参加しました。同学区では、コロナ禍前まで毎年持ち回りで開催されていました。今回は、コロナ禍の落ち着きを受けて、「三和中学校区ふれあい活動推進協議会」会長・橋本英樹さんが、三和中学校校長・林宗男さんに開催を提案されました。トイレ掃除の体験者である林校長は、即決されたそうです。4年ぶりの本格的な活動で、リーダー確保、道具準備などの困難もありましたが、なんとかやり遂げました。自主参加された生徒さんは一所懸命トイレに向き合い、大変有意義な会となりました。      (井辻栄輔)

九州 九州ブロック研修会

11月18・19日、山口県朴の森での一泊二日研修に22名が参加。鍵山幸一郎館長と藤野副館長から、ご講話とご指導をいただきました。トイレ掃除では、段取り、状況に応じたリーダーの機転の大切さを学びました。草取りでは、道具の使い方、チームによる流れ作業を学び、特に「取った草の根を揃える」に、「そこまでするか!」の意味が解りました。「実践」の意味を改めて考えさせられ、新たな動機づけとなりました。一同「来て良かった!」    
(蓑田修治)

九州 筑豊掃除に学ぶ会

 12月2日、コロナ明け初の学校掃除を田川市立鎮西小学校で再開。当会は2017年から、PTAと協力して「心磨きのトイレ掃除」を行なっていました。今回もPTAの要望で、生徒64名含む82名が参加。ベテランが子どもに指示する傾向があった過去の反省から、アドバイスは最小限にし、子どもたちには自分で考え主体的に動いてもらうよう努めました。「この汚れはどうしたら落ちますか」「きれいにしたい」などと、自ら気づき創意工夫する姿は素晴らしかったです。昼食では、掃除や学校、おうちでの出来事などを和気あいあいとおしゃべりし、同じ時と場での連帯感を感じました。(新代表世話人 土居幸則)

沖縄 沖縄南部掃除に学ぶ会

 8月26日、児童養護施設「愛隣園」でリーダー研修会を開催。講師は廣瀬透副会長、25名(7企業)が参加しました。「決まった手順や方法が気づきを妨げないか」「こんなに道具が要るのか」などの疑問がありましたが、「ルールがないとバラつく」、「道具にはそれぞれ目的がある」と学びました。疑問や感じたことをかみ砕き、本質を理解して深めていきます。掃除を“する”会ではなく、掃除に“学ぶ”会として、祖父・父が残してくれた取り組みを大事に続けていきます。(宮城祥吏)

便教会 第27回便教会総会

 11月19日、愛知県高浜市立吉浜小学校で開催、テーマ「次世代を担う人たちとともに掃除を通して学び合う」のもと、養護学校教諭を目指す東海学園大学の学生さんを中心に30名の参加でした。高野修滋先生に「きれいを広げる」の講話をいただきました。「汚れの発見から視点・見方を変える大切さを学びました」「自分が使うところは自分でという責任感が生まれます」などの感想に共感しました。(木原勝利)