関東 東京マラソンでプロギング
プロギングは、ジョギングをしながらごみ拾いをするスウェーデン発の新しいフィットネスです。
趣味でマラソンを楽しんでいた北海道の地方公務員川野秀志さんは、2023年に担当業務の周知広報の一環としてプロギングを取り入れ、それ以来プロギングにのめり込んでいったそうです。先日10年来申し込み続けた東京マラソンについに当たり、「当選感謝」の思いを込めて、最後の4キロをプロギングをしながらゴールしました。川野さんは、「ゴミに関心を寄せる地元住民が多いほど、その街は輝くと思います。これからも札幌でプロギングの周知拡散活動を活発にやっていきたいです」と意気込んでいます。(川野士郎)
関東 豊洲・新宿プロギング
3月30日豊洲、4月7日新宿、プロギングを試しに参加しました。
豊洲は12名、拾ったゴミは2・2㎏と少なく、1時間で5100歩の速足ペース。新宿は27名、ときどき軽く走って1時間10分で6400歩。拾ったゴミは21㎏ですが、拾いたいゴミだけ拾い、ゴミ袋がいっぱいになればそれまで…。
プロギングのコンセプトは「ポジティブな力で足元から世界を変える」。ゴミ拾いよりも、楽しく交流することが狙いで、会話や周囲の景色を見て道草したり…。初参加者は両方3-4割、ネットで「面白そう」と来たり参加ハードルは低そうです。主催者は、閉会で環境やSDGsへの意識喚起も付け加えていました。
掃除人は多くのゴミを拾わないとやった気がしませんが、軽い気持ちで参加できる自由さが、若者などにはよいと感じました。(縄田良作)
関東 鍵山教師塾
鍵山教師塾は2014年3月発足、靖國神社、伊勢修養団、朴の森などで先生方らが学びを深めています。
3月24日(日)第27回が靖國神社で行われ43名が参加。8時から清掃奉仕、終了後に咲き始めの桜の前で記念撮影、そして正式昇殿参拝。昼から場所を変えて、澤飯敦(さわいあつし)様の講話でした。
澤飯様は、国を守り国に尽くした先人への感謝から国家公務員になりました。そして千鳥ヶ淵戦没者墓苑の掃除と、10年前から沖縄の未収容のご遺骨を収容する活動をしています。今の仕事に全身全霊で打ち込んでいると、後世の私たちのために命を捧げた戦没者の方々とつながっているように感じます、と話されました。(縄田良作)
関西 関西ブロック世話人交流会
3月9日、大阪市立総合生涯学習センターにおいて関西ブロック世話人交流会を開催、34名出席、本部総会報告と鍵山相談役のDVDを視聴しました。
相談役が講演をされなくなって8年以上が経ち、直接お話を聴いたことのない会員も増えてきました。年に1回は相談役のDVD研修を行いたいと、吉岡佑峰さん、愛原啓介さんが準備してくださり、その想いに賛同する方々が集まりました。
DVDは、月刊致知30周年記念講演「日本人の美徳」(2010年)と、(株)ローヤル時代の「感動を売る経営」(日経BP社)(1996年)の2本です。相談役61歳、現役社長のときのお話しは凄みさえ感じました。時は経っても、真実の教えは新鮮で、感謝の念を深めるとともに感動の学びでした。 (下正晴)
関西 新大阪駅街頭清掃
2016年6月に第1回を開催し、2024年3月までの92回、毎月第2日曜日の6時半から実施しています。少ない時は3名、多い時には20名を超え、下は4歳からご年配の方まで幅広い年齢層の方々に参加いただいています。
当会は掃除道具から学ぶことも大切にしています。掃除道具を場に応じて活用することで効率は上がる一方、場を綺麗にしたいがために力任せに使うことがあります。その場は綺麗にはなっても、道具は傷みます。場を清めるだけでなく、道具を労り、そして自己の成長の三方良しをめざし、自己よがり、自分本位に陥らず、常に新たな心で、視野を広くやっていきたいと思っております。 (西橋聖次)
中国 夢拾い堺川支部
3年半の中国駐在から帰国した2017年、上野和浩さんが主宰する、ゴミを夢と呼ぶ「夢拾い」に共感し、参加するようになりました。コロナ禍で「呉掃除に学ぶ会」ではトイレ掃除が難しくなったため、街頭清掃に切り替え、2020年12月「夢拾い堺川支部」が発足しました。
毎月第一日曜日に呉市繁華街の堺川駐車場を拠点に、「呉掃除に学ぶ会」のメンバーを中心に「広島掃除に学ぶ会」と「夢拾い本部」の応援を得て10名ほどで活動しています。食べ物の残骸が多く大変汚れていた街も、段々きれいになってきました。グレイチングもしっかり磨いています。市民の心が美しくなればと願い、続けていきます。(中村隆行)
四国 四国ブロック大会in小豆島
「香川県に掃除に学ぶ会をつくろう」と、1998年、前年の「香川掃除に学ぶ会」に続いて立ち上げた「小豆島掃除に学ぶ会」。1月27、28日に第12回四国ブロック大会を開催しました。風光明媚な島に、徳島、四国中央、香川の各掃除に学ぶ会から37名が集結。土庄町立中央公民館にて、利会長のご挨拶、木南一志さんのご講演をいただき、旭屋旅館さんでアットホームな交流会を行ないました。翌日は中央公民館で4班に分かれてトイレ掃除、ベテランの丁寧な仕事に感嘆しました。トイレも、皆さんの笑顔もピカピカ。参加者の皆さん、大会事務局のヒカリグループにお礼申し上げます。いつも2、3人で行っている私達に、掃除を続けていくエネルギーをいただきました。(諸石正宣)
沖縄 沖縄ブロック年次大会
2月16、17日、4年ぶりの学校での開催に175名が集いました。
会場の浦添市立浦西中学校は、支援者の要請と学校のご理解の元、2019年5月から沖縄南部掃除に学ぶ会の(株)てだこ中心に、毎週金曜日7時40分~8時30分、生徒10人と一緒にトイレ掃除を実施していました。そういう背景がありましたので、113名の生徒さんはみな素直に取り組んでくれました。
やはり生徒さんを交えてのトイレ掃除には大きな意義を感じます。今大会では、本部の鍵山幸一郎さんにリーダー・サブリーダーの指導もしていただきました。沖縄各地の掃除に学ぶ会や企業様各位のお力添えをいただき、有意義な大会となりました。 (佐和田健二)