6/11（第2土曜）に、第172回筑豊掃除に学ぶ会のトイレ掃除研修会を飯塚市の穂波B＆G総合運動公園で行いました。

今回は福岡便教会の酒井先生と中尾先生と和白丘中学校の整備専門委員長・副委員長も1時間かけて駆けつけてくれて、雨上がりの早朝に総勢15名で楽しく心磨きができました。

場所はグランド脇にある水洗ではないボットン式の古い公衆トイレで、当然小便器には洗浄水ボタンが無く、尿石の黄ばみと臭いが強烈でした。

トイレ掃除のベテランでも躊躇するような小便器でしたが、和白丘中の二人は、ガッツリ便器に向き合ってドライバーで尿石の塊を取り、軽石で黄ばみをこすり落としてくれました。事前に水洗いしてたっぷり水を含ませた後、軽石で黄ばみをこすると見る見る汚れが落ちていきます。サンドメッシュより軽い力で強烈な黄ばみを簡単に落とすことができましたので、皆さんもお試しください。

1時間半かけて隅々まで磨き上げた後は、見違えるような輝きを放ち爽やかな空気が漂う空間に生まれ変わりました。終わった後の皆さんの笑顔がまた素敵です。

今回は、中尾先生と普段から一緒に学校の美化に取り組んでいる生徒さんたちの行動力と真剣さに頭が下がりました。こんなにも素晴らしい生徒さんたちも育ってきていることに感動すると同時に、大人の後ろ姿が如何に大切かを再認識させられました。ありがとうございます。

筑豊掃除に学ぶ会     広瀬 透