「初めての喫煙所掃除」

7月30日（土）、新型コロナウイルスの感染者が日々増加する中、志ある約35名の方が京都新洗組へ参加してくださいました。

私は今回初めて、京都木屋町にある喫煙所とその周辺を喫煙所掃除班リーダーの戸田さんのご指導のもと、お掃除をさせていただきました。週末の朝ということもあり空き缶、ペットボトル、タバコの吸い殻などのゴミが散乱していました。いつも喫煙所周辺をお掃除されている方々は、チームワークが取れていて、的確に無駄のない動きでゴミを拾い、喫煙所のタイル磨きをされていました。

リーダーを務める戸田さんから「ベンチに座っている人たちの周辺に散らかっているゴミをどいてもらうことなく、そっと拾ってみるように」とのご指導を受けました。確かにこれまでは周囲に人がいる場合は後回しにしてゴミを拾っていましたが、気配を消すようにそっとゴミ拾いをしてみるとスムーズにゴミ拾いができました。掃除をしているという存在を誇ったように周りに見せていないか、改めて考えさせられました。

また喫煙所のお掃除では新洗組以外の人たちとのつながりを大切にされており、交流のある方々が新洗組の活動に協力してお掃除がスムーズに進んでいることに気づきました。

これまで、いつも一緒にお掃除をしたことがない人と同じ時間を共有させていただいたおかげで、自分にはなかった、気づき、学びを吸収させていただいた、実りのある1日でした。

京都掃除に学ぶ会副代表     投稿者    田中 智康