8月19日（土）に、筑豊掃除に学ぶ会では、福岡便教会と福岡掃除に学ぶ会の仲間と一緒に、朴の森・鍵山記念館研修に行ってきました。

鍵山相談役が表に出られなくなって約7年、掃除道を如何に継承していくかが大きな課題となっています。その中で、朴の森では、相談役が新潟から移設された巨大な庫裡（耕新の里）が来る人の心を穏やかに迎えてくれます。5周年を迎えた鍵山記念館には、相談役の生き方を記した書籍や資料が、そして、人の体を癒す自然食レストランの一隅の里、体をリフレッシュできる元氣の里が、周囲の自然と一体になって、私たちを温かく包み込んでくれていました。

今回の研修会は、掃除のやり方の技術研修ではなく、鍵山掃除の所作に込められた相談役の生き方、心遣いを学ぶために開催です。

幸一郎さんが、相談役の普段の考え方、行動のエピソードをお話しされながら、そこに込められた相談役の願いを掃除という実践の中で表現し伝えて来られたことを分かり易く教えてくださり、参加者全員が相談役の偉大さと思い遣りの大きさに感動と感銘の連続となりました。

そのお話の中であった、掃除を続けることを迷われている人への助言として、相談役が「未来のためにやっています」と伝えてほしいと言われた言葉が、胸に響きました。

さらに、今回の研修会は、藤野副代表を先頭に、山口、宇部掃除に学ぶ会のメンバー9人が支援スタッフとして、微に入り細に入り温かいおもてなしと気遣いで実演指導からバックアップまでやってくださり、相談役が日常的にやって来られた思い遣りの心を胸に刻むことが出来ました。ありがとうございます。

お陰様で、行くときは楽しみに、帰るときには喜びとなり、2時間の道中の車中では、楽しく嬉しい会話が弾み、あっという間に時間が過ぎる中、相談役がおっしゃっている、「たとえ私一人でも伝えていきます」との言葉が蘇ってきました。

今回の研修は、これからは相談役の想いと願いを受け継いで、私たちひとり一人が自立して一歩ずつ歩みを重ねていくための大きな勇氣と励ましになったと感じています。

幸一郎さま朴の森スタッフんの皆様、ありがとうございます。
また、ご一緒できますこと楽しみにしております。感謝！

筑豊掃除に学ぶ会     広瀬 透